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どれを受けるべき? 中国語の検定試験を比較してまとめました

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「中国語の資格ってたくさん種類があるけど、どれを受けたらいいかわからない」
そう思う方は多いと思います。事実、中国語の検定は数多く存在します。

ですが、しっかり覚えておくべき資格試験はたったの2つです。
今回はそれらを紹介すると共に、それ以外の試験についても比較しつつまとめてみました。

メジャーな中国語資格

中国語検定(中検)

中国語検定(中検)公式サイト

正式名称は中国語検定試験。通称「中検」。
一般財団法人日本中国語検定協会主催。

現在の日本で「中国語の検定」と言ったらほぼ間違いなくこれを指します。

日本国内においては、知名度・受験会場数・受験者数で最大規模を誇る最もメジャーな中国語の資格です。

級は1級・準1級・2級・3級・4級・準4級の6段階。
試験形式は筆記およびリスニングで、準1級からはそれらに加え二次試験の面接試験が課されます。

受験料は3,000円~8,700円。

資格を持っていると国内の多くの企業が就職時・昇進時に評価してくれるなど、就活・ビジネス分野では間違いなく恩恵を受けられます。
また、国内最大規模の中国語資格ということもあり、参考書・対策本が多く出版され全国各地で受験できるので腕試しにはもってこいです。

「とりあえず中国語の試験を受けたい」という方から「就活を有利に進めたい」「サラリーマンで武器になる資格が欲しい」「将来役に立つ資格が欲しい」という方まで、幅広い層に対応する中国語試験です。
英語の検定でいうと英検・TOEICにあたります。

迷ったらこれを受けておけば間違いありません。

関連:中国語検定とは? 内容から試験日、受験料まで完全解説!

HSK(漢語水平考試)

HSK公式サイト

中国政府公認の、母語が中国語でない人の中国語の能力をはかることに使われる国際的な中国語資格です。
世界中で実施されており、特に中国国内の大学や、海外の企業で採用・研修の評価基準に利用されています。

受験会場は全世界で875か所以上、114の国と地域にて行われており、中検を圧倒的に上回る規模からまさにグローバルスタンダードな中国語試験と言えます。

筆記試験の級は1級・2級・3級・4級・5級・6級の6段階。
1級が最も易しく、6級が最も難しいことに要注意です。
口頭試験は初級・中級・高級の3段階で、難易度はそれぞれ初級が筆記1~2級、中級が3~4級、高級が5~6級に該当します
※筆記試験と口答試験は別々の試験です

受験料は筆記試験が3,672円~9,504円、口答試験が4,752円~7,344円。

日本では中検が有名なので、知名度的に劣るHSKはマイナー資格にされがちで国内企業では評価対象にならないところが多いのですが、世界的な知名度・有用性で見るとHSKが圧倒的に勝っています
特に、中国の大学では外国人留学生に対してHSKの一定スコアを求めるなど、英語でいうTOEFLにあたる特性が見られます。
世界基準の資格なので、中国現地企業も就職希望者の中国語レベルを測るのにHSKを用いることが多いようです。

中国の大学に留学したい方、現地で中国企業に就職したい方、海外で中国語の能力を活かしたい方におすすめの資格です。

マイナーな中国語資格

TOCFL(華語文能力測驗)

TOCFL公式サイト

台湾の国家中国語能力試験推進委員会が主催する、中国語を母語としない人向けの中国語検定試験です。
台湾国内で実施される大学入学試験および奨学金申請、中国語能力の公的証明として利用されています。

級はLevel1~6の6段階。
試験形式は中国語聴解試験 + 中国語読解試験、中国語スピーキング試験、中国語ライティング試験の3タイプが存在します。

受験料は中国語聴解試験 + 中国語読解試験が各レベル均一新台湾ドル1600元。
スピーキング試験とライティング試験が各レベル均一新台湾ドル1200元です。

「台湾限定の資格」といった面があるので世界的な知名度はかなり低く、台湾を除く海外はもちろん、日本での就活などにも使えない可能性が非常に高いです。

台湾の大学に進学したい、台湾の企業に就職したい、という方は受験してみましょう。

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)

TECC公式サイト

一般財団法人中国ビジネス交流協会主催。
「中国語によるコミュニケーション能力を測定する」との趣旨に協賛した34社の有名企業と共にスタートした検定試験で、日本国内の企業で採用・昇進・海外派遣要因の選考や社員教育・研修などに活用されています。

という触れ込みなのですが、メジャーな中国語資格に比べるとかなりマイナーなので知らない人が多いです。
就活やビジネスに役立つ資格を取得するのであれば、中検かHSKを受験するのが無難です。

BCT(ビジネス中国語検定)

公式サイト

全世界で行われる国際レベルの標準試験であり、中国語が母国語ではない人のビジネス活動における中国語のコミュニケーション能力を重点的に測定する試験です。

HSKと同じく中国政府公認の資格で「中国語のTOEIC」に相当するらしいのですが、現在のところ知名度・規模でHSKに大きく差をつけられています。

同じ団体が主催するYCT(青少年向け中国語検定試験)という試験もあるのですが、こちらも知名度はかなり低くなっています。

実用中国語技能検定試験

公式サイト

財団法人アジア国際交流奨学財団主催。
HSKに代わる日本人の手による日本人中国語学習者の能力を検定する検定試験として新設されました。

しかし公式サイトが更新されていなかったり日本国内でも5箇所しか会場がなかったりと、廃止寸前の様相を呈しています。

C.TEST 実用中国語レベル認定試験

公式サイト

北京語言大学漢語試験研究センター主催。
留学以外の目的で中国語を学んでいる人のために実践的な中国語能力を測定する試験です。

ものすごくマイナーです。

まとめ

「中国語の資格が欲しい」「中国語検定を受けたい」という方の99%は中検かHSKを受けるのが適切です。

あらゆる資格において、知名度・メジャー性というのは資格自体の評価に直結します。
有用な資格であるから需要があり規模が大きくなり知名度が向上するのですから、有名な資格ほど有益であると言えます。
中検とHSKは、中国語検定の大御所です。
とりあえずどちらかを取得しておけば、あらゆる状況に対応できるでしょう。

関連:中国語検定とは? 内容から試験日、受験料まで完全解説!

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